甘やかせて育てると、将来職場で気になる人になる
2025.02.03

「今までの子育てが失敗だったのでは?」
「もう一度子育てをやり直したい」
「これからの子育てで改善できないか、もう遅いのか」
あなたも考えたことはないですか?
誰にでもある思いです
一度行った子育ては取り返せない
時間は取り戻せない
こんな焦りがあなたを襲います
それだけ「子育て」は難しいのです
あなたにとっての理想があり、
こうしたらこうなる、こうしたいからこうする、
このように考えて子どもに接し、
それが子どもに思うように反映していない状態を
目の当たりにするからです
あなたの職場で、
「この人、ちょっと気になるよね」
「どんな育てられ方をしたのだろう?」
と、思いながら自分の子育てを考えます
ふと、不安に駆られるわけです
「この人は、甘やかされて育ったのでは?」
「私も子どもを甘やかせているのではないか?」
「どうも子どもがわがままに感じられる?」
今回は、
甘やかされて育った人の将来、
社会に出てからどうなるのか
職場でみられる様子から、子育てについて考えます
今からでも遅くはありません
きっと今、あなたは、
接することの多い職場での人間関係を通して、
人が育つこと、個性を感じながら、
自分の子育てを振り返って
気になっていることがあるのではないでしょうか
このコラムが少しでもあなたの参考になればと思います

甘やかしすぎる子育ての影響とは?
親が何でもしてしまうと
子どもの様子を見ていて、助けてあげたい、これでは心配だ、
親の素直な気持ちですよね
分かりますが、あなたは子育てをしています
ちょっと我慢して、子どもに任せてみて、大きな失敗でなければ、
失敗をさせてみるぐらいでいかがでしょうか?
育てたいのは、「自立心」です
自分の力で助けを借りず、やっていこうとする気持ちです
失敗や困難を経験するからこそ、
自分で問題を乗り越えていく力と方法を身につけることができます
失敗と困難を経験しないと、自分で乗り越える力が身に付かない、
と言っても言いすぎではないでしょう
ということは、
子育てには、子どもにとって、
「失敗や困難」を用意することが必要だということです
上手に経験させるようにすることも子育てです
また、気になることには、「わがままな性格」もありますよね
自分の意見ばかりを主張して、
周りと協調できなくなることが心配です
自己中心的な性格、
これも、甘やかしすぎる子育ての影響と考えられます

職場で見られる困った人
あなたが、自分の職場で
「この人は、どんな育てられ方をしたのだろう?」
と、思う人に出会ったとします
その時に、
「きっとこの人は、甘やかされて育てられたのでは?」
と相手の様子から考えたとします
例えば、こんなことで、
・自分勝手だったり
・人の話を聞かなかったり
・協調して仕事をしなかったり
・すぐに人に頼ってしまったり
・すぐにあきらめてしまったり
するなど
これらの様子が見られる場合です
後輩にしろ先輩にしろ、上司にしろ
同僚との人間関係の中で
一緒に仕事をしていくのは大変ですよね
もう少し詳しく述べると
・「指示待ち人間」になりがち:
言わなければ何もできない、自分で考えて動くことができない
・責任を負いたがらない:
「ミスをしたくない」ため、自ら挑戦しない
・上司や同僚に依存する:
「助けてもらって当たり前」と思い、感謝の気持ちも薄い
・すぐにへこむ、立ち直れない:
ちょっとしたことでモチベーションが下がる
・自己中心的な行動:
チームよりも自分の都合を優先し、周囲に迷惑をかける
他人の気持ちが分からない
もしこのときに、この人の特徴の原因が
子育てにあり、特に
「甘やかされた子育て」
にあるのではと感じたとき、あなたの子どもと、
あなたの子育てを振り返るのではないでしょうか
このコラムに目を通しているあなたは、
自分の子育てに不安になっているか、
同僚などで気にある人が居る状態かもしれません
子育てとは、いつも、これでいいのかと
不安な側面と同居していますよね
でも、心配しないでください
子育ては、まだまだこれからです
甘やかしと愛情の違いを理解する
「甘やかし」とは、
子どもの要求をかなりの部分で受け入れ、困難を取り除いてしまうこと
「愛情」とは、
子どもが自分で考え、成長できるようにサポートすること
もう一度、子どもにどんな力をつけたいのか、そんな子どもに育てたいのか
考えてほしいです
直接的に、物理的に行うのが「子育て」ではないのです
あなたの役割は、「困ったときに代わりにやってあげる」ことではなく、
「乗り越える力を育てること」にあります
これらのことを深く理解して、
職場にいるであろう人、また、あなたに気づきを与えた人、出来事を、
他山の石として、子育てに取り組んでください
自立した子どもを育てるためにできること
さあこれからがあなたの腕の見せ所です
4つだけポイントを示しますので、あなたの中で咀嚼して
子育てに活かしてください
まずは、
「小さいことでも自分でさせる」
あなたが自分でやったら早いから、
子どもにさせるのはかわいそうだから、と思わずに
子どもを育てているのですから、できる限り子ども自身にさせてください
コツは、「どうしたらいいと思う?」など、
問い掛け方式をとる習慣をつけることです
忙しいときに、落ち着いて問いかけてはいられないかも知れません
程度の問題です
あなたも予め考えておいて子どもに
うまく対応できるように腕を磨いてくださいね
次に、
「失敗を経験させる」
大きな失敗をさせるというのではなく、
これも子育ての仕方・考え方です
子どもにどんな力をつけたいか、
この失敗を経験することでつけたい力は、
困難を乗り越えていく力にあります
失敗もすることがなく、
親がすぐに手をさしのべてしまったらどうでしょうか
子どもは、失敗を経験しないし、
むしろ失敗を恐れて何かに挑戦したり、
自身で取り組んだりしない子になってしまうことは、
想像に難くありません
失敗を経験させる子育てをめざしてください
子どもに成功を収めさせてい行くには、
失敗をたくさん積ませることです
そして、
「感謝の気持ちを教える」
「教える」というか、「感じさせる」と言うべきかと思います
何かを人にやってもらうことがあれば、「当たり前」と思わず
「感謝する」気持ちを育てる
何でも簡単に手をさしのべてしまうと、子どもは
「やってもらって当たり前」と、
やってもらうことが普通に感じてしまいます
感謝する、「ありがとう」を言う
他人の自分に対する行為をありがたいと思う
これも子育ての仕方で変わります
最後に、
「ルールや約束を守る大切さを伝える」ことです
学校や社会と「家庭内」とは違う、では困ります
家庭=学校=社会は、ルールと約束の関係で繋がっているのです
「家庭のルールは、社会のルールとしても通用する」
ものでなければならないのです
言い換えれば、社会のルールは、家庭で学べるということです
ルールは一定でなければいけません
「社会で通用する」
民主的なルールを家庭内でも身につけさせてください
それには、民主的な家庭であることですね
ポイントは、他にも考えられます
上記を参考に、あなた独自のポイントを見つけて
子育てに活かしてくださいね

まとめ:将来のために今できること
子育てには心配はつきものです
子どもは、決して親の思い通りに育とうとはしません
あなたも自分の子どものころを振り返ってみてください
難しいものでしょう
親との関係で、苦労した経験もあるかも知れません
あなたの子育てが、自らの反省に基づいていることも
察することができます
是非あなたには、子どもにとって「良かれ」ではなく、
子どもにとって「最善の」子育てを行ってもらいたいと思います
(なかなか困難なことですが)
今回のコラムは、
「子どもが将来、社会人となったとき」がテーマです
まだまだ先は長いかも知れません
「失敗したな」と思ったらもどることです
道と同じで、早めにもどるとやり直しは早い、
子どもを甘やかすことは、一時的には楽でしょう
しかし、それが続くと社会に出たときに
「気になる人」になってしまう可能性があります
親の役割は、子どもが自立し、
社会で自らの願いに従って、自由に活躍できるように導くこと、
自分の力を存分に発揮できるように育てることです
愛情を持って適度な距離感でサポートし、
自分で考え、行動できる力のある人に育てていきましょう
大きく立派に成長した姿を思い浮かべると、
楽しみですよね
さあやりましょう!