NG

NG
気になりますよね?
してはいけないのではないか
言ってはいけないのではないか

気を使いますよね?
我が子ながら腫れ物に触るようになってしまいます
これではいけないと思いながら、ドキドキしながらの対応

「学校に行くの?」「どうするの?」
言いたいことは、山ほどあります
ぐっと堪えて、様子をうかがう

親でありながら子どもに思ったことが
言えなくなると大変です

声かけの仕方や対応の仕方が分かったら
どれだけいいことか、、、
でも、簡単ではありません
相手(子ども)の様子は日々変化するわけですから

NG.1
過度に「学校に行くこと」をこだわってしまう

もちろん、不登校の進み具合によって、
初期と後期は登校を促していきます
状況を判断することは非常に難しい事です
しかし、悩みながら登校刺激することは避けたいですね
不登校になって、どれくらいの時間が経ったか
現状はどうか、見極めが大切です

そうは言っても難しいですよね
次のことを心に留めておいてください

・学校に行くことにこだわらない
・悩みながら突いたり引いたりしない
・現状をよく見て、どうするか前もって決めておく

NG.2
過度に「勉強をさせる」ことにこだわってしまう

学校を休みがちになったり不登校になったりすると、
勉強の遅れが親にとって気になります
しかし、、、
本題は、「そこ」ではありません
そうでしょう?
慌てなくても大丈夫です
「でも、勉強が苦手で、、、」
それも、あると思います
慌てないでください
時期が来たらいつでも勉強はできます
間に合います

・勉強は後回し、いつでもできると心得る

NG.3
生活習慣を崩してしまう

生活習慣をきちんと保つことは、非常に難しい事です
子どもの生活習慣を気にしない親はいません
不登校では、家でいることが多く、生活の節目ができづらくなります
大人でも休みの日が続くと夜更かししたり
朝起きるのがゆっくりになったりと
生活が崩れがちになるものです

必要なのは一日の中での節目です
子どもによって違うと思います
例えば、決まった仕事を見つけさせたり
外へ連れ出したりするなど活動を生活の中に入れていきます
少しでもさせるようにしてください

・生活の節目を作っていく
・遊びでも何でもよいので外で活動させる

NG.4
学級と疎遠になる

学校の話題は「イヤ」
と背中を向けることも考えられます
もちろん学校にこだわる必要は全くありません
しかしながら、子どもにとって
学校は気になる存在であることも事実ですよね

学校(学級)から何のコンタクトや合図がなかったら
寂しいものです
子どもの学級ですから
「家に居てもよい」けれども
繋がりは切らすことは避けたいです
そのためには、学校(学級担任)には
しっかり役目を果たしてもらいます

・学級担任と相談を続け、意思の疎通を図って協力して取り組む
・学校の情報を子どもに、それとなく入れていく

NG.5
友達が少なくなっていく

友達は必ず子どもの力になってくれます
子どもには子どもの友達です
何と言っても友達です
不登校に関わって様々な問題が学級にあることも
考えられます
でも、あなたも、人は人にしか助けにならないこと
きっと今までの経験で分かっているのではないでしょうか
今すぐでなくても、いいのです
友達との関係をつないでいってください
学級の友達とは限りません
塾でも、同じ趣味を持つ友達でもいいと思います

・子どもは子ども同士、子どもには「友達」
・友達は子どもにとっての最大のエネルギー

NG.6
子どもに気を使いすぎて、何も言えない

親子げんかは避けてほしいですが
何でも言いなりになってしまっては、親の責任を
十分果たしているとはいえません
難しいですが感情的にはならず、あなたの思いをきちんと
伝えるようにしてください

学校に行かないことで子ども自身も自分に納得できない
思いを持っています
子どもの感情を逆なでするようないことがないようにして、
あなたの向く方向は、子どもと対峙するような位置関係ではなく
子どもと同じ方向を見ているイメージで話をしてください
この位置取りさえ間違わなかったら大丈夫です

・子どもに気を使いすぎない
・感情的にならないようにし、いったん考える時間を持つ
・子どもと対峙するような「向き合う」のではなく、「共に歩む方向」を

NG.7
家で遊んでばかりいてなにもしない

親が仕事に行って、
家では子どもだけということも考えられますよね
家でゲームなどをしてずっと遊んでいる
親として気になりますよね
親の気持ちは、
「ある程度けじめをつけてほしい」

あなたの気持ちの中に
「学校も行かないで遊んでいていいのだろうか」
こんな気持ちが生まれてきます
「少しは学習に向き合ってほしい」
「時間があるのだから、ムダにばかり過ごさないでほしい」
一日中このように過ごしている子どもを、
見ているとつらさがこみ上げてきます
これらの気持ちにも整理をつける必要があります

1.子どもに動きを求めていくのか
「ゲームをやめる、食べる、風呂に入る、寝る」

それとも、
2.あなた自身の気持ちに変化と動きを求めていくのか

後者です

子どもに変化を求めるのは一朝一夕には行きません
今すぐあなたの発言によって行動変容を期待するのは難しいでしょう
決して平気で無関心になることではありません
子どもの言いなりになることもありません
あなたの生活を淡々とこなしてください
家庭の空気や流れを、正常に保ち続けるだけでよいのです
そう心がけてください

・子どもの様子に引きずられないで、家庭の雰囲気を保つ
・自らの日々やるべきことを冷静に行っていく

NG.8
期待してしまう

ついつい子どもの変化によって出てくる気持ちです
調子のよいとき、そうでないときが子どもには当然あります
学校に足を向けていくこともあるでしょう
親は、一つできたら、そこを最低ラインにしてしまうのです
そういうものです
子どもの動きで一喜一憂してしまうのです

親ですから当然ですよね
そんな親の気持ちを理解しながら、
よいときもあれば、そうでないときもあると
いうことです

・よいときも、そうでないときもあると心得る
・小さく見るのではなく、俯瞰的に眺めてください

あなたは羅針盤

子どもが向かう方向を示すのは、あなたの役割です
夜空に輝く北極星であり、北極星を頼りに航海する船の船長です
まだまだ先は長いですよ
必ず、よい未来が待っています

「なぜ」
何回も何回も思ったでしょう

自分の育て方が悪かったの、、、
問いましたよね

身近な人に、否定的に言われたこともあるかも知れません
あなたもたくさん傷ついてきたのです
分かっています

明日から、またスタートしましょう

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