不登校は甘やかして育てる!
2024.07.01

「甘やかす」とは
「甘やかす」とは、
特に厳しくしつけず、
わがままにさせておくことです
勝手気ままな行動も許容することです
こんなことでいいの?
これでは、それこそわがままになってしまって
親の言うことなど聞かなくなるのではないの?
と思われるでしょう
また、「甘えさせる」とは、
子どもが何かを要求したときに、それに応える
子どもの自主性を尊重して
要求のあったときにかかわる姿勢です
違いとは
この二つは、もちろん違います
「甘やかす」とは、
親が主体的に子どもの要求に応じていくことです
「甘えさせる」とは、
子どもが自主的に、関わりを求めるときに応じることです
子どもに対して、親が積極的に関わっていくのか
子どもの要求に応じて関わっていくのか
どちらがいいのかと言うことです
親の積極的な関わりとして、次のような場合
学校に行く用意ができたの?
宿題はできているの?
服は着たの?
~したの?
このような関わりは、「甘え」というイメージとは離れて
「過干渉」の状態です
「過干渉」とは、
「子どもが望むか望まないかに関わらず、
親が望むことを子どもにやらせること」
です
過干渉で育てられると
一般的な過干渉で育てられた
子どもの特徴とは、
・自主性が育たない
・人に責任転嫁することが多い
・考える力が育たない
・人の顔入りを気にしすぎる
・無気力になりやすい
・自己肯定感が低く自尊心に乏しい
・ゲーム依存など現実逃避をする
・燃え尽きやすい
芳しい特徴ではありませんよね
過干渉や過保護は、よくないように思います
むしろ不登校に育ててしまいそうですね
もしこれらに気になることがあれば注意をしてください
過干渉と「甘やかされ型の子ども」
「甘やかされ型」の特徴は
「過干渉型」で育てられた子どもの特徴と酷似しています
自分で物事を決められなかったり、とにかく人を頼って依存したり
無気力であったり、人間関係が弱かったり、社会性が身に付いていなかったり…
では、「甘やかされ型」=「過干渉型」でしょうか
甘やかして育てることと過干渉で育てることは、同じだということは、
親の子どもへの関わり方は似ているということに必然的になります
甘やかすこととは、
とにかく子どもの言いなりになって
子どもの好きにさせる
特に厳しく接するわけでもなく
何をしつけようとすることもなく
ちょっと言いすぎのような気もしますね
過干渉型は、
「~したの?」
「~はできたの?」
「お母さんがしてあげるよ」
など、子どもの先へ先へと先回りしていき
子どもに何もさせない状態、、、、
「過干渉」がよい親の接し方とは言えませんが、
子どもの特徴が似ている
「甘やかす」ことは、本当にダメなことなのでしょうか?
「甘え」とは、必要な親のかかわり
「甘え」は、
子どもにとって必要な親とのかかわりです
「甘えさせる」のはよいが
「甘やかす」ことは、よくない
このように考える人が多いと思います
あの子は、
「甘やかされて育てられたからわがままだ!」
「甘やかされて育てられたから、しつけがなっていない!」
など、こんな声が聞こえてきそうです
本当に「甘やかす」ことは、よくないことなのでしょうか
子どもの気持ちになってみると、
「甘やかされたい」のではないですか
愛情の海のなかでゆったりと浸ってみたい
親の愛情を体中で受け止めて安心したい
わがままを言っても、無理を言っても
自分から離れていかない人
自分を見捨てない人
こんな人がいてこそ、こんな経験があることで
子どもは(人は)人生という荒波に向かって舟の櫓をこいでいく
自分の力で自分の力で未来を切り開いていく力が
湧いてくるのではないでしょうか
「甘やかす」ことはいいこと?
「甘やかす」ことは、すべてを肯定的に捉えることできません
しかし「わがまま言ってはいけません」など
そのような対応は、時として子どもをガッカリさせてしまう可能性があります
「甘えさせる」ときのように、
子どもは肯定的な態度で行動に出るとは限らないのです
無理なことを言ってみたり、親を困らせたり、
このようなことに枚挙にいとまがないのです
子どもはむしろ親を試すような言動を繰り返します
自分が不安な気持ちのときは、よけいにそうでしょう
安心したいという気持ち、親の愛情を確かめたい気持ち
そんなときにわがままなことを言ったり無理を言って見せます
そこで親は、塩対応をしたとします
どうでしょう
子どもはさらに試す行動に出てきます
これを繰り返すと収拾が付かなくなることも、、、
エスカレートせざるを得ない子どもの気持ちにしてしまうのです
「分かってほしい」
「分かってくれない」
さらに試す
分かってくれないからエスカレートする
「甘やかす」ことは必要?
「甘やかす」ことの必要性は、子どもの精神状態によってです
何もそのような必要の無い状態で「甘やかす」ことはしません
のべつ幕無しに「甘やかす」ことはしないのです
「親はどんなときにも、あなたの味方であること」
「あなたは、何も心配しないでもいいのだということ」
を、伝えることが必要なときです
そのときは、どっぷりと甘やかしましょう
そして、少しずつ子どもが理解したときには、
あなたは子どもに対して、親としてやるべきことをしていくのです
何をしたらよいの?
こんなクエスションが生まれるかも知れません
「甘やかす」こと、
この子に必要だと判断したなら
甘やかしながら、どのように「甘やかす」期間を抜けていくのか
前もって考えておくことが大切です
それは、子どもの自立への旅です
そして同時に、あなたの押しも押されぬ子どもの母になっていくことです
不登校の我が子との関わり方
不登校に陥りかけた子どもが小学校4年生なら、
4年生として関わって行くことが、
難しいなとあなたが判断したなら、3年生でも2年生でもいい、、、
もう一度育ち直しを子どもと一緒にしてあげる
マラソンランナーの併走のように、一緒に走ってあげる
多くの進む道がある、どの道に進むのか道標になってあげる
子どもが不登校に陥る、
だれでも「慌てふためく」ことになります
でも、これは言えます
ほとんどの親は、多かれ少なかれ程度はありますが、
「子どもが学校に足が進まない」経験をしています
あなただけに起きる特別なことではないのです
では、未来に向かって進んでください!

メンタルオフィスKaze代表の視点
あの子は、
「甘やかされて育てられている典型ですよね」
「わがままだし、なにも自分でできないよね」
こんなイメージを持たれる子、いるんじゃないかと思います
本当に甘やかされて育っているのでしょうか?
そして、甘やかすことはよくないと言えるのでしょうか?
このコラムは
「不登校は甘やかして育てる」
①不登校になって甘やかして育てるのか
②不登校と限定せずに、子どもは甘やかして育てるのか
この2点に分かれるのではないかと思います
子どもは、
生まれてから
甘やかして育てていいのか、
厳しいのがいいのか、
この判断については、両者に分かれず
適切に育てる方がよい
当然ですよね
時には甘やかし、時には厳しく
厳しいと言うより、子ども自身に理解させ
良い点は伸ばしよくないと考えられるところは
改善するように育てる
年齢によっても変わるところがありますが
スタンスとして子どもに理解させていくという考え方が大切ですよね
「甘やかすこと」をすべての場合で行ってしまうと
子どもは良いのか悪いのか、価値判断も身に付いていきません
親や周りから制止されたり教えられたりしながら
自分で行動するコントロールを身につけていきます
甘やかしてしまうと
子どもは自分でやらなくても良い、何でも思うようになる
思うようにならなければ辛抱することもできない
こんなイメージがします
すべての子どもには当てはまらないかも知れませんが、
さて、不登校になってから甘やかせて育てるという課題で
例えば、学校に行く行かないを子ども自身が決めて、
すべて好きにさせる
家庭でもテレビを見たり遊んだり、食事をしたりお風呂に入ったりと
様々な生活はあります
だらだらとした生活、もしかしたら昼夜逆転と心配の種は尽きません
親は「好き放題させる」
子どもは自分勝手に「何でも好きにする」
好きにすると言っても、どうでしょう
甘やかされたからと言っても社会を逸脱した言動はできません
だから、必要十分な中で、甘やかせて育てたいですよね
必要十分とは、好き勝手とはいかないのです
やる必要のあることは、やる
生活についてやるべきことは、やる
親が甘やかすのは、基本的な生活の中でのことです
様々な要求を親がしていくと、非常に親子がしんどくなっていきます
お互いゆったりとした、気持ちに余裕を生むような関係と生活が必要です
でなければ、何か活動をする、勉強をする、もしかしたら学校へ戻る
そういったエネルギーにつながらないのです
親は甘やかせてもいいという気持ちを持っておくこと、
子どもは親の笑顔と優しさの中で、できるだけゆったりと生活する
子どもは、学校に行けないことを良しとはしていません、罪悪感を抱えています
できることなら学校に行きたいのです、でも行けないのです
葛藤があります
その子どもの気持ちを親は踏まえて、「気になる勉強」も「親の思い」も
すべて抱えた上で、
「大丈夫あなたは何も心配はいらないよ、ゆっくり行こう、焦らずに」
あなたの、はやる気持ちを抑えて、涼しい顔を子どもに見せてください
「明けない夜はない」
焦っても仕方がありません
「急がば回れ」
繰り返しですが
生活はある程度、規則正しい生活を(子どもと話し合って)
あとのことは、親のあなたにお任せです
子どもを大船に乗った気持ちにさせて、、、
メンタルオフィスKaze
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